辛いくて甘い?!玉ねぎの不思議

玉ねぎと私たち人間との結びつきは古く、紀元前3000 年以前の古代エジプトやメソポタミアの地域で栽培され食べられてきました。ピラミッド建設の労働者が玉ネギとニンニクを食べていたという記録も残されています。

原産は中央アジアといわれ、英語名onion(オニオン)の語源はラテン語のunio(ウニオー)で「真珠」を意味するとか。古来より神秘的なパワーを持つものと考えられてきました。


辛いくて甘い?!玉ねぎの不思議
生だとツーンとした辛みが刺激的な玉ねぎですが、火を加えると甘くなるのはなぜでしょう。玉ねぎには100 グラムあたり5~7 グラムとイチゴと同等の糖分が含まれます2が、切ることで硫黄化合物が空気に触れ辛み成分が生まれます。生玉ねぎが辛いのは、辛みによって甘味が消されているだけなのです。ところがこの辛み成分は揮発性で時間が経つと失われ、甘味が残されます。炒めると水分の蒸発によってさらに凝縮され、甘味が強くなるのはこのためです。


玉ねぎには身体にうれしい秘密がいろいろ!
血液サラサラ効果メージ
さまざまな効能のある玉ねぎで、代表的なものが「血液サラサラ効果」。血栓や動脈硬化を防ぎます3。 調理するときのポイントは、玉ねぎを切った後は15 分ほどおいておき、なるべく水にさらさないこと。酵素 が働き、玉ねぎ成分が加熱しても失われません。

生の玉ねぎサラダなどで辛みが気になる方は、酢と合わせたりレンジで短時間温めると辛みがマイルドに なって食べやすくなりますよ。


腸内環境を改善して美肌に!
玉ねぎイメージ
さらに玉ねぎを加熱するとオリゴ糖が作られ4、玉ねぎの食物繊維との相乗作用で、ビフィズス菌などの 善玉菌を腸内で増やすのに役立ちます。腸内環境が改善されると便秘の解消、美肌など嬉しい効果 が期待できます。

身近な食材の玉ねぎですが、知れば知るほど健康・美容効果が満載です。調理ポイントや工夫の実 践で日々賢く美味しく摂りたいですね。


デトックス効果の高い万能ドレッシングレシピ
ポリフェノールたっぷりでデトックス効果の高い“紫玉ねぎ”を丸ごと使ったおすすめのレシピです。シーフード、 肉料理、パスタ。何にでも合い、作り置きで1 週間保管できるのも便利な存在です。
「紫玉ねぎとバジルのドレッシング」
玉ねぎドレッシングイメージ
材料(4 人分)

紫玉ねぎ 1 個
にんにく 1 片
<A>
米酢 60cc
オリーブオイル 大さじ2
砂糖 大さじ1
レモン汁 大さじ1
塩 小さじ1/3
ドライバジル 小さじ1/2

つくり方
紫玉ねぎは2~3cm 角に切る。紫玉ねぎとにんにくをフードプロセッサーに入れ、30 秒以上撹拌 してペースト状にする。
ホウルに(1)と<A>を入れてよく混ぜ合わせる。保存瓶に移し替え、冷蔵庫で保存する。

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